【理学療法士が教える】高齢者の杖の正しい選び方&おすすめの杖5選

【理学療法士が教える】高齢者の杖の正しい選び方&おすすめの杖7選
リハ君&看ちゃん

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そろそろ杖をついて歩かないと、転びそうになってきました。

やはり、杖をついたほうがいいですかね?

杖があることで、転倒予防だったり、歩き方が良くなったりするので、一度試してみてもいいかと思います。

体や歩き方に合わせた杖を選ぶことが大切です。

リハ君

リハ君

では、どんな杖を使ったらいいのか分からないので、教えてください。

もちろんいいですよ。

杖と言っても、多くの種類があるので、どんな人におすすめなのか「杖の選び方」をお伝えします。

リハ君

リハ君

意外と知られていないのですが、杖っていろんな種類があるんですよ。

もしも、杖が必要になった時、杖を親に買ってあげるときに、自分の感覚で買ってしまうと、全然使えなくて再度購入するはめになってしまいます。

なので、今から説明することを参考にして、杖をご購入するといいと思います。

本記事の内容

✓杖の種類を紹介

✓杖の選び方

✓おすすめの杖5選

杖が必要な方、親が杖を必要とする方は、ぜひとも最後までご覧ください。

間違っても先走って杖を買わないようにしてくださいね。

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杖の種類ってどんなのがあるの?「正しい選び方」

杖の種類ってどんなのがあるの?

杖の種類はざっくり5種類あります。

杖の種類

・一本杖

・多脚杖

・松葉杖

・ロフストランド杖

・ピックアップ式歩行器

それぞれどんな特徴があるのかを解説していきます。

一本杖

一本杖

一本杖は、最も一般的な杖で誰でも知っていますよね。

床に一点で設置する杖のこと。

折りたたみ式のもの、長さが調節できるものもあります。

一本杖を2本使っていらっしゃる方も多いです。

歩きが良い人から悪い人まで幅広く使われます。

多脚杖

多脚杖

見た目は一本杖に似ていますが、地面に設置する点が3~4点ある。

真上から体重を乗せないと逆に不安定になることも。

ゆっくり歩かれる方におすすめで、速く歩かれる方には不向きな杖です。

腰や背中が曲がった人に最適です。

松葉杖

松葉杖

体と腕ではさんで使用する松葉杖。

間違っても脇で体重を支えないようにしましょう。

扱い方が少し難しいので、一般的には高齢者は使用しません。

若い人が骨折など足を地面についてはいけない時に使用します。高齢者には不向き。

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ロフストランド杖

ロフストランド杖

別名「ロフストランドクラッチ」とも呼ばれています。

手だけ支えられず、前腕と一緒に杖を固定できるので、安定感に優れている。

高齢者なら握力の弱い方に使用するケースがあります。

特に小児麻痺の方が使われています。手に力の入りづらい高齢者が使用する場合もあります。

ピックアップ式歩行器

ピックアップ式歩行器

杖というよりも歩行器に分類されることが多いですが、あえて紹介させていただきたい。

歩行時に転倒してしまうリスクの高い方に使用します。

安定感は抜群ですが、場所をとるので広めの廊下が必要です。

歩きが悪い方、足を切断されている方に適しています。安定感は抜群。

こんな杖の選び方はNG!

杖選びに注意してほしい点を3つ挙げます。

杖選びの失敗する例

・折りたたみ式、伸縮性の無い杖

・本人に合っていない杖の選定

・予後を見据えて難易度の高い杖

杖選びで失敗しない秘訣は、この3つに当てはまらないこと。

それぞれ解説していきます。

折りたたみ式、伸縮性の無い杖

折りたたみ式の杖は、一見便利に思われがちですが、杖としての安定性に欠けます。

実際に試していただけると分かりますが、体重をかけると杖がしなるような感じになります。

なので、杖としての安定する範囲が狭まることになる。

もしものことを考慮すると、できる限り折りたたみ式の杖は控えておきましょう。

伸縮性の無い杖とは、いわゆる長さ調節ができない杖のこと。

なぜ、長さ調節ができない杖を購入しない方がいいのか?

その理由としては、買った時点での長さが使用する本人に合っていない可能性が高いからです。

今の杖は、ほとんどが長さ調節することができますが、まれに長さ調節ができない杖があるので注意しましょう。

本人に合っていない杖の選定

杖ならなんでもいいと考えられている方が意外と多いので、否定させていただきます。

杖を選ぶ際に、先ほども解説したようにT字杖がいいのか、多脚杖がいいのか、それともピックアップ式歩行器の方がいいのかだけで、大きく違ってきます。

例えば、手すりを持ってしか歩くことができない人に一本杖を買っても歩ける訳がありませんよね。

本人の能力を理解したうえで、購入をしましょう。

よくありがちな間違いとしては、自分の親だと人が見るよりも上手に見えてしまうことがあります。

これは心理学的にしょうがない見方ですが、本人の能力をしっかり判断するためには他人に見てもらうのも一つの手だと思います。

予後を見据えて難易度の高い杖の選定

これもよくあることですが、今の状況ではなく、「すごく改善しているから一本杖でも大丈夫でしょう」と今後の改善分を考慮して購入するパターン。

病気に対してのリハビリでは、初めは大きく改善することが多いですが、3ヵ月くらい経つと改善する幅がほとんどなくなってきます。

つまり、能力が一定になることがほとんどである。

できるだけ、今の状況に合わせた杖を選ぶようにしましょう。

もしかしたら、予後を見極めて杖を購入したほうが正解になる場合もあるかもしれません。

そうすると、2本杖を購入しなくてはいけないかもしれない。

ですが、今の状況に合わせた杖を選んでおくと、その間に転倒してしまう可能性もあります。

その保険としても、現状に合わせた杖を選んだほうがいいと思います。

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【まとめ】杖選びは今の本人に合わせたものを選ぼう

杖の選び方のまとめ
杖の選び方まとめ

・使う人に合った杖を選ぶ

・杖の種類と役割を把握しておく

・折りたたみ式の杖は控えよう

杖は、転倒を防ぐ必須アイテムです。

なぜ杖を買うのか?ということを、考えながら選ぶようにしましょう。

安いから、分からないから何でもいいわけではありません。

ぜひ参考にしてみてください。

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