理学療法士
理学療法士として働いていて、まだ一年目ですけど転職しても大丈夫ですか?
全然問題ありませんよ。
むしろ、我慢してまで頑張る必要はなくて、転職して良い方向に進むきっかけになると思います。
リハ君
社会人一年目は、様々な不安要素が出てきて、ストレスが溜まりやすい状況です。
もちろん上手に乗り切る人もいるでしょうが、皆がそうではありません。
「この人は頑張っているのに、私はなんでこうなの?」というように人と比べず、自分は自分らしく進んでいきましょう。
本記事の内容
✓一年目で転職してもいい理由
✓転職先の選び方
✓転職活動のやり方
一年目で理学療法士・作業療法士を辞めても困らないように、それぞれ詳しく解説していきます。
目次
PT・OT就職1年目で転職しても大丈夫
先ほどもお伝えしたように、一年目だろうが転職しても問題ありません。
なぜ転職しても問題がないのか?
・その職場が全てではないから
・楽しめないのは長続きしないから
・ストレスに耐える必要がないから
それぞれ見ていきましょう。
今の職場が全てではない
私は初めて就職した職場が全てと思い込んでいました。
転職した今では、その思い込みは間違っていたと感じています。
なぜなら、その職場に縛られる必要がなく、転職したほうが自分のスキルも上がるから。
例えば、自分の生まれた県でしか行ったことがない人と日本全国に旅行へ行っている人とでは、物の見方や価値観が全然違います。
それに、他の県に住めと命令されたらあなたの人生は終わりですか?終わりではありませんよね。
それと同じで、今の職場に囚われる必要なんてこれっぽっちもないんですよ。
気軽な気持ちで転職してもいいと思いますし、今の時代一年目にして転職される方も増えています。
楽しみのないことは長続きしない
「仕事がつまらない」と思うこともあると思います。
「お金のため」「定年まで同じ職場が当たり前」「我慢するのが大人」などの昔からの言い伝えがありますよね。
ですが、その考えはもう古い考えです。
仕事に少しでも楽しい部分、やりがいのある部分が見つからなければ、数年後には退職している可能性があります。
ならば、もっと早く退職した方が経験、金銭、休暇などの恩恵が大きくなる。
もしも、今の職場で楽しみややりがいがなければ、思い切って転職活動を始めるといいと思います。
ストレスはパフォーマンスを下げる
人はストレスを受けていると自分の能力、パフォーマンスを下げてしまいます。
ストレスの原因は様々。
このように職場で与えられるストレスは計り知れません。
ストレスが自分の能力を下げてしまい、周りからの評価も下がる一方です。
自分がもっとノビノビとできる職場の方が、圧倒的に能力を発揮することができる。
ストレスが少ない職場を選択するのも一つの手です。
理学療法士・作業療法士の転職先の選び方
理学療法士・作業療法士として、転職しようと考えているなら3通りの方法があります。
・自分で探す
・転職サイトに探してもらう
・友人の紹介
結論からお伝えすると、転職サイトに探してもらうことが最適です。
その理由を解説していきます。
自分で探す
自分の行きたい職場があれば、問題ないです。
とはいえ、そのような職場があれば初めから就職していますよね。
また、自分で探すには限界があります。
視野も広く持てないので、あまりおすすめはしません。
特に一年目であればなおさらで、経験の浅い療法士が自分で転職先を探すのはリスクが高いので、注意しましょう。
転職サイトに探してもらう
最もおすすめなのが転職サイトの担当者に職場を紹介してもらうこと。
ピンポイントで探してもらうのではなく、いくつか候補の病院や施設を提案してもらうといいでしょう。
全て任せてしまうと、自分の成長を妨げてしまうこともあるので、自分で選ぶという決断はしよう。
もう一つ転職サイトに登録しておくとメリットがあります。
それが、自分の要望を相手に伝えてもらえること。
自分では言いづらいことが、転職サイトを通して交渉してくれるのでおすすめです。
例えば、給与を上げてほしい、休みの形態はどのようになっているのか、などを聞いてくれます。
相手側としても、給料の話や休みの話を直接聞かれるのは、あまりいい気分にはなりませんからね。
おすすめの転職サイト
転職サイトならマイナビコメディカルがおすすめ
マイナビコメディカル
マイナビコメディカルは、求人数が豊富で利用者が多い人気な転職サイト。
日本全国の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士合わせて2万件以上の求人を掲載。
丁寧な対応と転職に対するアドバイスもしてくれて、とても安心感があります。
友人の紹介
友人の紹介で転職することもよくあります。
とはいえ、学生時代の友人とは本当に友人なのか?
これから数十年もの間、良好な関係にいられるのか?
このような不安要素もあるので慎重に。
一時の感情で安易に職場を決めないように注意が必要です。
しかし、友人の紹介で良好な関係で仕事もプライベートも充実されている人も多いので、間違った選択ではないと思います。
PT・OTの転職活動の注意点「転職までの順序」
それでは、具体的にどのように転職活動をするのか?
一年目では、分からないことばかりだと思うので、参考にしてみてください。
- STEP
まずは転職サイトに登録しよう。
ここでは、就職先に求める条件を伝えよう。
>>PT/OT/STの転職紹介なら【マイナビコメディカル】 - STEP
見学・面接をする。
転職サイトの担当者が率先して段取りを行ってくれるので、安心してください。
- STEP
転職先が決まったら、今の職場に退職届を出す。
転職先が決まらないうちは、職場の人には言わないほうが無難です。
この3ステップさえ踏めば、スムーズに転職活動ができます。
その後は、転職先からの指示に従うだけでOK。
リハビリ職を辞めて違った業種に転職するのもOK
「理学療法士や作業療法士の仕事は自分には合わない。」
「思っていたものとは違っていた。」
このように思っている方もいるかもしれません。
それはそれで、全然問題ないと思います。
とはいえ、仕事は継続した方がいいと思うので、リハビリ職以外の転職先もいくつかご紹介していきます。
1年以上働けば「治験コーディネーター」として働ける
PT・OTとして1年以上の臨床経験があれば「治験コーディネーター(CRC)」として働くことができます。
治験コーディネーターは、簡単に言うと薬を開発する業者のサポートを行う仕事です。
薬の効果や副作用が出るかをする治験のサポートで、自分が被験者になることはないので安心してください。
看護師や薬剤師、臨床工学技士と一緒に働くことができます。
リハビリ職よりも高給与をゲットできる可能性もあるので、ぜひ一度、話を聞いてみるといいでしょう。
転職支援サイト「CRCJOB」に相談する理系を活かした転職
理系に特化した転職サイト「UZUZ理系」 で転職活動することもおすすめです。あまり聞いたことがないかもしれませんが、理系の会社で活躍できます。
さらに、ブラック企業と呼ばれる会社は排除されているので、とても安心して転職活動ができる。
興味がある方は問い合わせても損はありません。
給料を維持・向上させたいなら期間工がおすすめ
リハビリ職を退職される方で結構多いのが、期間従業員として働くこと。
私の周りにも意外と多くいます。
給料が高くて、人との関りがリハビリ職より少ないため、転職しやすい環境です。
気分転換に工場で働いてみるというのもアリだと思っています。
>>求人情報 を見てみる【まとめ】1年目でも積極的に行動しましょう
社会人一年目は、とても不安やストレスでいっぱいだと思います。
今の職場があなたの人生を支えているのではなく、自分が自分の人生を支えることが重要です。
逃げ道をたくさん作っておくと、とてもストレスが軽減します。
「いつでもこんな職場辞めてやる」と言えるくらいの保険を作っておきましょう。